中学入試 理科 最近の傾向情報
 10年くらい前までは、理科というのは「動植物の分類」「生物の身体の仕組み」「天体」「力学」の知識を問うという形の入試でした。つまり、暗記さえしていれば合格点がもらえるのです。

 本来生活に有用な理科的な考え方を身につけるのが目的であるはずの科目が、面白くないものになっていました。

入試に必要だから暗記する、これではますます応用の利かない子どもになってしまって、本当の理科の学力がわかりません。

 最近、理科の入試問題では超難問は減ってきつつあります。まずは標準的なレベルの問題を確実に解けるようにしておくことが大切になります。

 よく出題されるのは、多くの子どもが勘違いしやすい概念を、科学的に洞察させる問題です。たとえば、重いものと軽いものを落とすと、同時に落ちるわけですが、意外に重いものが速く落ちると勘違いしている子どもが多い。そういう点が問題になることが多いのです。

また、近年は偏差値の高い学校ほど実験・観察に関して思考力を問う出題が多くなっています。

単に結果や知識を暗記するだけではなく、なぜそうなるのかを問われるため、体系的な理解、筋道を自らたてて判断する力が必要となります。また図表を読み取りそこからさらに計算する力も問われることもあります。

 さらに、理科は学校ごとに出題される分野がある程度決まっています。ですから、直前期は出題可能性の高い分野に集中して勉強する方法が無駄が無く有効な方法といえます。

過去問を見れば、おおよその傾向は見てとれますので、志望校の過去問を良く調べておくのも必要となります。

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